工業・情報化部(MIIT)は2月23日、同部副部長の劉烈宏氏が同日上海市で開幕した「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)上海2021」に出席し挨拶したと発表した。同氏によれば、中国における5Gインフラ構築の累計投資額が2,600億元(約4兆2,675億円)を超え、5G基地局数は71万8,000か所となり、世界の約7割を占めている。同氏は、産業のデジタル化をエンパワーすることが5G成功の鍵となると説明し、MIITはこれからもインフラの共同構築・共有を支持し、各方面との協力を通じてモバイル通信産業の発展を推進していく方針を強調した。一方、同じくMWC上海に出席した華為技術(HUAWEI)副会長の胡厚崑氏は、同社はこれまでプロバイダーや協力パートナーと締結したB2Bプロジェクト契約が20業種あまり、1,000件を超えたと明らかにした。
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