O2は、2月1日、NECと共に、オープンRAN実証実験が成功したことを発表した。NECは、システムインテグレーターとして、O2モバイルネットワークの要件に最適化及び適合したオープンRANアーキテクチャの定義を支援。また、システムの全体的な設計の調整を担い、堅牢なエンドツーエンドのソリューションを提供した。一方、その他のパートナーである、米Altiostar社は仮想化RANソフトウェア、米GigaTera Communications社、Supermicro社等はハードウェアを提供し、O2ネットワーク上での実証実験が成功した。
同実証実験は、NECが英国に最近設立したオープンRANの事業開発拠点センター・オブ・エクセレンス、CoE)で実施された。NECは、この事業開発拠点を活用して、エンドツーエンドのテスト及び相互運用性の検証も担う。同実証実験は、O2の過去12か月間のオープンRANテクノロジー開発に基づいている。2020年1月、O2は、顧客がネットワークをより有効に活用できるようにするための様々なオープンRANプロジェクトを発表していた。親会社であるテレフォニカも、2020年初めに、ドイツ、スペイン、ブラジルで4G及び5GのオープンRAN実証実験を開始する意向を発表していた。
英国・市場に関する詳しい情報はこちらへ