モバイルキャリア最大手のSKテレコムはサムスン電子との協力により、世界に先駆けて5G規格のRelease16対応の次世代クラウドコアネットワークを開発したことを11月22日に発表。クラウドコア網はモバイル端末のデータトラフィックのネット接続のため、端末認証、顧客サービス、QoS管理等を行う移動通信の中核インフラ。これにより、データ通信速度の向上、法人顧客向けの多様なニーズに合ったカスタマイズド商品開発の提供が可能となり、5G産業の発展に大きく寄与することが期待される。今回コアネットワークはクラウドネイティブ方式をベースにSCP(Service Communication Proxy)技術を採用して5Gの品質を十分に活かせるようにしていることが特徴。特に、花火大会やスポーツイベント、地域イベント等局地的なトラフィック増加の際にネットワークの安定性を改善し、移動基地局等基地局増設の負担を大きくて低減できる。5Gの代表的コンテンツのAR/VR、クラウドゲームの品質向上と自律走行・スマート工場等の成長が期待されるサービスの活性化につながることが期待される。SKテレコムとサムスン電子は5Gアップグレードと6G研究でも提携しており全方位での協力を進める計画。
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