ボーダフォンは、11月2日、自動車エンジニアリングおよび開発コンサルタント会社HORIBA MIRA社のミッドランドにある本社で自動運転車の開発とテストを加速するためにボーダフォンの5Gモバイルプライベートネットワークを提供することを発表した。
5G及び4G接続を提供するモバイルプライベートネットワークにより、HORIBA MIRA社の顧客は、新興企業から定評のある自動車メーカーまで、車車間通信（V2V）、路車間通信（V2I）などの自動運転技術の開発を加速させることができる。車両は相互に「通信」し、交通信号と集中型交通管理システムをリアルタイムで使用できるため、事故やその他の緊急事態に即座に対応できる。
ボーダフォンは、2020年10月、自動運転車コンソーシアムであるミッドランズ・フューチャー・モビリティと提携したことを発表しており、HORIBA MIRA社のテストセンターにある5Gモバイルプライベートネットワークは、このミッドランズ・フューチャー・モビリティとの連携に基づいて構築及び補完される。ボーダフォンは西ミッドランド全体での自動運転車の開発を支援する。なお、ボーダフォンは、これまでもヨークシャーにあるCentrica社のガス工場、エセックスにあるFord社の工場にも5Gモバイルプライベートネットワークを構築してきている。
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