電気通信産業ソリューション連合(ATIS)は10月13日、「Next Gアライアンス」の創設を発表した。同アライアンスは、6G及びそれ以降の世代の通信規格での、北米のリーダーシップ推進を目指すもの。今年11月に最初の会合を行い、2021年初頭にワーキンググループを立ち上げる予定だという。Next Gアライアンスの主な活動内容は以下の通り。
*北米を次世代通信技術の研究開発、標準化、製造、採用で国際リーダーと位置付けるための6G導入ロードマップを作成する
*政策や政府出資の研究に関連する国家的優先事項を策定する
*新しい市場やビジネスセクター全体で次世代技術の迅速な商用化を促進し、国内外で大規模な採用を推進するための戦略を策定する
創設メンバーには、AT&T、T-モバイル、ベライゾン、USセルラー、ベルカナダ、テラス、シエナ、エリクソン、ノキア、サムスン、クアルコム、JMAワイヤレス、インターデジタル、Telnyx、フェイスブック、マイクロソフト等が名を連ねる。米国政府との契約を禁止されている組織は創設メンバーとして参加できないとの規定から、ファーウェイやZTEをはじめとする中国企業は創設メンバーに含まれていない。
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