工業・情報化部(MIIT)は9月15日、国家発展改革委員会、科学技術部などの部門と共同で主催した2020リモート中国国際スマート産業博覧会が重慶市で開催されたと発表した。大会開会式に出席したMIIT副部長の王志軍氏は、中国のスマート産業は急速に発展し、経済の新たな成長ポイントとなりつつある。特にスマートCT映像システム、スマートロボットなどのスマート製品は新型コロナウイルス感染症対応にも積極的な役割を果たしたと、挨拶した。また、大会に出席したMIIT情報通信管理局局長の韓夏氏は、現時点の5Gネットワークの建設状況を紹介した。それによると、主要通信事業者各社が建設した5G基地局は50万か所以上で、端末接続台数は1億を突破した。年末までには、5Gの基地局は60万か所を超え、約300ある地級市(省と県の中間にある行政単位)以上の都市をカバーする見通しである。
中国・市場に関する詳しい情報はこちらへ