総合通信キャリアKTが水原（スウォン）市と5Gモバイルエッジングコンピューティング（MEC）基盤の公共融合事業協力で業務協約（MoU）を締結したことを9月23日に発表。5G MECの低遅延を活かし、市の公共施設にAI顔認識、発熱スクリーニング、自動立ち入り記録管理等の非対面防疫プラットフォームを構築する。プラットフォーム構築により人手を介さず自動でこれらの管理ができるようになる。KTの5G MEC基盤非対面防疫サービス（知能型エッジ生活安全サービス）は商用化されて以降既に高い評価を得ている。知能型エッジ生活安全サービスを土台として公共部門向けの非対面プラットフォームを今回構築する。市はKTがソリューションを提供できるように図書館、体育館、幼稚園等の施設の利用を支援する。KTがネットワークエッジ通信局舎に別途5G MECインフラを構築し、APN基盤のネットワークスライシング技術を活用する。プラットフォームは年内に図書館、体育施設、幼稚園、博物館、美術館等の市の公共施設46か所に構築予定。2020年は5G MECビジネスが本格的な立ち上がりを見せており、キャリア各社は多様な業界とMECプラットフォーム導入で提携を拡大している。
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