通信大手ベライゾンと韓国の電機大手サムスン電子は9月4日、米国での5Gネットワーク機器/サービスで、総額66億4,000万ドルの契約を締結した。両社の契約は5Gネットワーク機器の販売や設置、保守管理等をカバーするもので、契約期間は2025年まで。ただし、5G関連の具体的な契約金額は明らかになっていない。Wall Street Journalによると、5Gネットワーク機器販売市場におけるサムスンのシェアは約13%で、ファーウェイ、エリクソン、ノキアに続いて第4位となっている。ファーウェイは今年初めに90件を超える5G契約を公表しており、エリクソンも8月に100件目の5G「商用契約」を公表した。サムスンの5G契約件数は不明だが、米国市場だけでも300億ドル以上を投資していると見込まれる。
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