5G新規参入事業者の中国広電は6月24日、湖南省において初の省レベルのSA型5G網が完成したと公表した。同ネットワークに基づく湖南省省都である長沙市と北京間のVoNR(Voice over New Radio)を用いた通話も成功させた。国家広電総局は今年3月に、長沙市にある馬欄山動画文化クリエーティブ産業パークにおいて5Gハイテク重点実験室を設置した。同実験室は放送分野において国家広電総局が承認した国内唯一の国家レベルの5G研究施設となる。今回のSA型5G網の完成により、実験室が必要とされる5G及び業務テスト環境が整備されることになる。
中国・市場に関する詳しい情報はこちらへ