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2020.06.22

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  • カナダ

【カナダ】ベルカナダ、カナダ最大規模となる5都市で5Gサービス提供開始

カナダの電気通信大手ベルカナダは、6月11日、同国内での商用5Gサービスの提供開始を発表。同国最大規模となる、モントリオール、トロントとその周辺、カルガリー、エドモントン、バンクーバーで5Gサービスが利用できるようになっており、今後数か月中にさらに提供範囲を拡大していくという。同社は、今年初めからノキアの機器を使って5Gネットワークの構築を開始していたが、今月初めには、5Gモバイル/固定無線アクセスの全国展開にエリクソンの5G無線アクセス・ネットワーク(RAN)技術を採用すると発表していた。ベルカナダとテラスは、6月2日、5Gネットワークにファーウェイの製品を採用しない方針をそれぞれ発表しており、テラスは、エリクソンとノキアが同社5Gネットワークの構築をサポートすると発表している。また、ベルカナダは、同日、ウェスタン大学と提携して高度な5G研究センターを設立することも発表。ベルカナダが270万ドルを投資し、ウェスタン大学のキャンパス全体に5Gネットワークを展開する。この提携には、研究開発イニシアチブやトレーニング、技術開発にも資金が提供される。対象としては、スマートシティ、自動運転車、IoT、マルチアクセス・エッジコンピューティング、スモールセル、機械学習、人工知能、医療、農業、輸送、通信の分野の技術が含まれる。カナダ政府は、3.5GHz帯周波数オークションを6か月延期し、2021年6月15日より開始することを発表している。