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ICTワールドニュース

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2020.06.02

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  • 英国

【英国】ボーダフォン、参画する世界最大規模の光ファイバー海底ケーブル詳細を公表

移動体大手ボーダフォンは、5月19日、多国籍コンソーシアムの一社として参加する世界最大規模の光ファイバー海底ケーブルである「2Africa」についての詳細を公表した。2Africaは、長さ3万7,000km(2万3,000マイル)の海底ケーブルであり、欧州、中東、アフリカ16か国21か所の陸揚局を接続する。現在アフリカ大陸で提供されている全ての海底ケーブルの総容量以上の、最大180テラビット/秒(Tbps)の容量を提供し、何億人もの人々に高速で信頼性の高いインターネット接続を提供する。さらに、偶発的な損傷からケーブルを保護するためにケーブルは従来の海底ケーブルよりも埋設深度が50%増大しており、2023年から2024年に稼働開始となる予定となっている。

また、同海底ケーブルはエジプトとサウジアラビアを経由して東に向かっており、スーダン、ジブチ、オマーン、ケニア、ソマリア、タンザニア、マダガスカル、モザンビーク、南アフリカ、ガボン、ナイジェリア、ガーナ、コートジボワール、セネガル及びコンゴ地域、ポルトガル、イタリア、フランス、英国に陸揚局がある。2Africaの多国籍コンソーシアムには、ボーダフォングループの他に、チャイナモバイル・インターナショナル、フェイスブック、MTNグローバルコネクト、オレンジ、stc、テレコム・エジプト、ボーダフォン、WIOCCが参画しており、ケーブル敷設はアルカテル・サブマリン・ネットワークが行う。ボーダフォンにとって、2Africaは世界中に敷設される同社の海底データケーブルネットワークに新たに追加されると同時に、同社の長年の投資であるアフリカ顧客向けのインフラストラクチャ及びサービスへの最新の取組みとなる。

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