2月18日午後3時15分、浙江省人民医院遠隔超音波医学センターの専門医師が、中国電信の5G技術を使って700キロメートル離れた、黄陂体育館に臨時設置された方舵医院にある超音波ロボットアームを遠隔で操作して、超音波検査を実施した。これは、新型コロナウィルス感染症が発生以来、初めてとなる5G遠隔診療技術を用いた新型コロナウィルス感染症患者への救命治療であり、中国電信はこの遠隔治療のために安定した高速5Gネットワークによる通信を保障している。
超音波ロボットテクノロジーは、現在では最先端の遠隔超音波診療技術であり、5Gのブロードバンド、高速度、低遅延を保障するネットワークにより、ロボットが実際にアームを操作し、それに同期して検査画像を表示させることで専門医療スタッフが遠隔診断を実施し、かつ現場の医療チームに遠隔診療の指導を行うことを実現できる。
2月14日に浙江省人民医院の支援チームは、方舵医院に入った。迅速に遠隔医療技術を臨床で活用するための支援チームの通信の保障を求める要請を受けて、中国電信武漢分公司と杭州分公司が協力して速やかに5Gネットワークの建設と最適化を行った。それにより、中国電信武漢分公司は24時間以内に黄陂体育館方舵医院区域の5G信号のカバレッジを完成させた。
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