ニューヨーク州は2月16日、T-モバイルとスプリントの合併を支持した連邦裁判所の判決に上訴しない意向を発表した。両社の合併を巡っては、ニューヨーク州やカリフォルニア州をはじめとする複数州が合併差し止めを求めて提訴していたが、連邦裁判所は2月11日、これを認める判決を下した。ニューヨーク州検事総長のレティシア・ジェームズ氏は両社合併を阻止する試みは終了したとし、1) 消費者への最良の料金とサービスの提供、2) 州全域でのネットワーク構築、3) 州内での雇用創出を確実にするためにすべての関係者と協力していくとのコメントを発表している。一方、カリフォルニア州のザビエル・べセーラ州検事総長は、判決内容を精査し、今後の選択肢を検討しているところだという。
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