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2020.01.22

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  • 韓国

【韓国】SKテレコムと米シンクレアの米国ATSC 3.0合弁事業が本格稼働

モバイル最大手SKテレコムと米地上波大手シンクレアの米国合弁会社Cast.eraが1月初めにバージニア州アーリントンに事務所を開設。Cast.eraは2020年上半期中の米国初の通信・放送基盤高画質放送サービス提供を目標に、シンクレアが保有する放送局にATSC 3.0機器の供給を開始する。今後10年間で米国内すべての放送局約1,000か所がATSC 3.0に切り替わることを見越して市場攻略を本格化する。Cast.eraは米国放送市場で、放送用クラウドインフラ、超低遅延OTTサービス、個人カスタマイズド広告の3事業領域に焦点を絞る計画。年内にニュースやスポーツで低遅延OTTサービスを披露する。また、視聴者のビッグデータを個別カスタマイズド広告に活用する。

SKテレコムは世界に先駆けて韓国で開始されたATSC 3.0ベースの地上波4K放送と5Gで得たノウハウを活かす。両社は5G/ATSC 3.0基盤の高画質放送サービスアップグレードでも密接に協力する。6月までに済州テクノパークに5G/ATSC 3.0テストベッドを構築し、ワシントンDCのシンクレアの放送局にも5G/ATSC 3.0ソリューションを試験適用の予定。さらに、SKテレコムの5Gモバイルエッジコンピューティング技術活用で放送とARが融合した新たなメディアサービスを披露する計画もある。

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