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ICTワールドニュース

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2019.12.25

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  • 英国

【英国】Ofcom、新しい共用アクセス免許の申請受付を開始

通信庁(Ofcom)は12月9日、小規模事業者が自分のワイヤレスネットワークを構築するために周波数を共用できることになるとして、共用アクセス免許(Shared Access Licence)の申請受付の開始を発表した。Ofcomは2019年7月、幅広い企業がより容易に周波数にアクセスできるようにすることでイノベーションを推進するため、新しい周波数共有枠組みを公表した。周波数を利用したい者は、1.8 GHzから26 GHzまでの範囲の周波数を利用するために、この新しい共用アクセス免許を申請することができる。この電波はローカルのワイヤレスネットワークを構築するのに理想的な電波であり、農業から工場まで、英国における多くの部門に便益をもたらす。以下の二種類の「共用アクセス免許」が利用可能である。

*低出力免許:エリア単位の免許で、ローカルのワイヤレスネットワークを構築しようとする者は誰でも、Ofcomから追加の認可を得ることなく、半径50メートル以内であれば、好きなだけ多くの基地局を設置することができる。
*中出力免許:基地局単位の免許で、ルーラルエリアで、より広域のネットワーク構築を支援する。

Ofcomとしては、免許申請を受け付けた場合、それぞれの場所において、先着順で共有周波数へのアクセスを調整する予定である。新しい共有アクセス免許は12月9日から申請することができる。