通信大手ベライゾンは11月21日、画像投稿SNSアプリ「スナップチャット」を提供するスナップと、同社の5G Ultra Wideband技術を使った拡張現実(AR)サービスの開発で提携したことを発表した。ARサービスには、ロケーション・ベースのエンタテインメントを提供する「Landmarker」や、コンサートのバックステージやスタジアムでのスポーツイベント観戦などを仮想体験できる「Portal Lenses」等が含まれるという。ベライゾンはこの提携の一環として「Snap Originals」動画シリーズのスポンサーシップ契約を結んでおり、同社のフランク・ボールベン上級副社長は今後さらに多くの契約を締結する可能性も示唆している。なお、ベライゾンは10月にAI、機械学習、モバイル仮想/複合/拡張/映画的現実サービスに対応できる5G技術のテストを実施したことを発表しており、このようなサービスをサポートするGPUベースのオーケストレーション・システムの開発も進めている。
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