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ICTワールドニュース

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2019.11.22

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  • 中国

【中国】中国移動、2020年に5Gユーザを7,000万人拡大、5Gスマホは1億台販売へ

中国移動の簡勤副総裁は11月15日、同社の世界協力パートナー大会において、現時点で、中国移動の移動ユーザ数が9億4,000万、家庭ユーザ数が1億7,000万、法人ユーザ数が900万、IoT接続数が7億5,000万で、5Gについて5G商用化の都市が50、基地局が約5万、5G端末の販売台数が100万台、5G予約ユーザ数が1,000万であることを明らかにした。簡副総裁は、「5Gは全産業が共同で参画する業界の盛会で、5G網だけが不足し、各業界の参画が必要である。5GはVR/AR、スマート工場等産業の発展を推進する」とし、今後の5G市場空間について2023年、5Gスマホの出荷数が19億台に、スマートインテリアの市場規模が1,550億ドル(約16兆8,102億円)に、VR/ARの市場規模が850億ドル(約9兆2,185億円)になる予測を示した。

同社の「2020年5Gリード計画」について、中国移動は2020年、5Gユーザを7,000万拡大、家庭向けの多様なスマート端末を5,000万台、5Gスマホを1億台、5G新業務を3億通それぞれ販売する予定。同社の「2020年双百億計画」について、1)百億エコシステム導入計画:エコシステム権益を35億元(約542億円)以上、家庭向けの多様なスマート端末を15億元(約232億円)以上、大きなディスプレイ向けのコンテンツ価値を50億元(約774億円)以上それぞれ導入、2)百億共有計画:移動クラウド業務が40億元(約619億円)、DICT(Data, Information and Communication Technology)のシステム構築と利用が50億元(約774億円)、業界スマートハードウェアが10億元(約155億円)それぞれ達成する予定。

また、中国移動投資公司の袁利華副総経理は11月14日、中国移動は約10億元(約155億円)のベンチャーキャピタルの設立を計画し、早期プロジェクトへの投資に集中することを明らかにした。袁副総経理は、「中国移動は5G+資本エコシステムの構築をめぐってこれまで40以上のプロジェクトに1,800億元(約2兆7,852億円)以上投資した(内訳は直接投資が約1,360億元(約2兆1,044億円)、基金が約350億元(約5,416億円)、転換社債が約90億元(約1,393億円))。投資業務は中国移動の純利益への寄与度が10%に達した」等述べた。

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