ITVとBBCのジョイントベンチャーである定額制動画配信サービスのブリットボックス(BritBox)は11月7日、英国でサービス提供を開始したことを発表した。月額5.99ポンド(約840円)で複数端末での視聴が可能。また同日、ブリットボックスはチャンネル4、BT及び同社傘下の移動体通信大手EEとのパートナーシップ契約の締結を発表。これにより、All 4(チャンネル4のオンデマンドサービス)からコメディ、ドラマといったチャンネル4のテレビ番組を、Film4(チャンネル4の映画専門チャンネル)から英国の映画を配信することができるようになる。しかし、配信時期はAll 4が2020年春、Film4が2020年末になるとした。一方、通信キャリアのBT及びEEはそれぞれの顧客にブリットボックスのアクセスを含む幅広いオファーを提供するとした。EEはブリットボックスを提供する唯一のモバイルキャリアとなる。BTとEEは、今後数か月以内にブリットボックスを含む新製品、サービス、マーケティングに関する詳細情報を共有するとしている。さらに、サムスンがブリットボックスアプリを同社スマートテレビの「推奨アプリ」として提供する予定であるとし、ブリットボックスはサムスンとクリスマス商戦に向けて共同マーケティングを打ち出すとしている。
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