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2019.09.12

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  • 韓国

【韓国】SKテレコムとサムスン電子、5G/8Kテレビ分野で提携

SKテレコムとサムスン電子が世界初の5G/8Kテレビ開発と事業化で協力する方針を9月8日に発表。まず、現在フルHD又はUHD画質のSKテレコム系列のOTTサービス(現在はPOOQとオクスス)映像を8K画質にアップグレードする。SKテレコムは5GネットワークにモバイルエッジコンピューティングとNBMP(Network-Based Media Processing、ネットワーク基盤メディア処理)技術を活用して8K映像データをスムーズに伝送する。サムスン電子はAI基盤8Kアップスケール技術と次世代コーデック技術でフルHDや4K映像を8K画質に向上させる。また、8Kテレビには5Gドングルを搭載して8K映像の直接受信に対応させる。

両社はまた、多視点中継等の5G特化サービスをテレビでもスマホのように手軽に視聴できるように5G Sero TVを開発する予定。VR/ARコンテンツも拡大する。このほかに、スマートオフィスやデジタルサイネージ等の分野で5GとTV・ディスプレイを連携した新たなB2B事業を発掘していく方針。

SKテレコムとサムスン電子は元々緊密な協力関係にあるが、今回は、8Kテレビの普及を促進したいサムスン電子とOTTの活動範囲を拡大したいSKテレコムの利害関係が一致したという見方。なお、8Kテレビに適用される5Gの通信料金については、5G/8Kの商用化が予想される来年上半期までの課題となる。

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