通信大手AT&Tは8月19日、同社の新しいストリーミング・サービスである「AT&T TV」の加入受付を開始した。新サービスのチャンネル・ラインナップや料金は同社傘下ディレクTVの衛星放送サービスのそれと類似しているが、AT&T TVの当初の提供地区は10地区とかなり限定されている。提供されるのは、カリフォルニア州オレンジ、リバーサイド、フロリダ州ウェストパームビーチ、カンサス州トピーカ、ウィチタ、ミズーリ州セントルイス、スプリングフィールド、テキサス州コーパスクリスティ、エルパソ、オデッサ。ただし、2020年初頭までには全国で視聴可能になる予定だという。
CATV多チャンネルサービスのチャンネル・ラインナップから地域スポーツ・ネットワークを省いたエンタテインメント・プランで2年契約を結んだ場合、初年度の料金は月59ドル99セントから。地域スポーツ・ネットワークを加えると月額は79ドル99セントになり、ShowtimeやHBOといったプレミアムチャンネルは11~15ドルで提供される。なお、一部ではローカル地上波局が全て視聴できない地区もある。
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