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ICTワールドニュース

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2019.09.03

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【中国】「中国ロボット産業発展報告2019」、中国のロボット市場は高成長期に

中国電子学会は8月20日、2019世界ロボット大会において、「中国ロボット産業発展報告2019」を発表した。2019年、世界のロボット市場規模が294億1,000万ドル(約3兆1,249億円)に達し、2014~2019年の年平均増加率が12.3%になる見込み。2019年は中国のロボット市場規模が86億8,000万ドル(約9,223億円)に達し、2014~2019年の年平均増加率が20.9%に達し、うち工業ロボットが57億3,000万ドル(約6,088億円)、サービスロボットが22億ドル(約2,338億円)、特種ロボットが7億5,000万ドル(約797億円)になる見込み。

現時点で、中国のロボット市場は急成長の期間に入っており、工業ロボットが7年連続世界一、サービスロボットの需要の潜在力が大きく、特種ロボットの利用シーンが顕著に拡大している。例えば、市場規模の急拡大に伴い、サービスロボットがロボット応用のハイライトになりつつある。2019年、中国のサービスロボット市場規模は前年より33.1%増加、世界の増加率を上回る。

2021年までに、駐車ロボット、コンビニロボット等の新興分野の急成長に伴い、中国のサービスロボット市場規模が40億ドル(約4,250億円)に近づく見込み。特種ロボットについて、現時点で中国の特種ロボット市場は成長が比較的に急速で、地震、水害、異常気象、火災等公共安全の対応において、特種ロボットへの需要が突出している。

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