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ICTワールドニュース

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2019.07.23

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【国際】フォルクスワーゲン(VW)、フォードのアルゴAIに26億ドル前後を出資

独フォルクスワーゲン(VW)は、米フォードの自動運転技術開発パートナーであるアルゴAIに26億ドル前後を出資することで合意した。また、フォードは、VWのツールキットを使って電気自動車を開発し、2023年から欧州市場で少なくとも1モデルを投入するという。フォードのジム・ハケットCEOは、アルゴAIは今回、世界的な自動車メーカー大手2社の後ろ盾を得たことで、優秀な人材も確保しやすくなるだろうとしている。なお、VW、フォード両社は、ともにアルゴAIに出資し、ツールを共有するが、それぞれの顧客に合わせて別々に車両を開発する。フォードは、2017年初めに10億ドルを出資してアルゴAIの過半数株を取得。今回のVWの出資で、アルゴAIの過半数を2社が共有することになる。

大手自動車メーカーは、自動運転車や電気自動車、そしてそのビジネスモデル確立に向け、取組みを統合する動きを見せており、米ゼネラル・モータース(GM)の自動運転部門クルーズは、ホンダと自動運転システムを開発しており、ホンダはクルーズに27億5,000万ドルを出資することに合意している。また、ドイツのダイムラーとBMWは、自動運転車やスマートフォン・ベースのモビリティ・サービス開発で協力。アルファベットのウェイモは、フィアット・クライスラー・オートモビルス(FCA)やフランスのルノー、そしてその提携相手の日産と協力している。