アマゾンは7月15日から48時間のセール「Prime Day」を開始し、ウェブ閲覧履歴を同社と共有することに同意した米国ユーザに10ドル分のクレジットを提供している。このプロモーションは、同社の価格比較ツール「Amazon Assistant」に関するもの。同ツールをブラウザに追加すれば、Walmart.comやTarget.comなど他社オンライン・ショッピング・サイトで見た商品のアマゾンでの販売価格を調べることができる。既に700万人以上のChromeやFirefoxユーザが同ツールを追加しており、消費者が大手テクノロジー企業の無料/割引サービスを利用するために何を与えているかを示す一例だといえる。アマゾンはユーザのウェブ閲覧履歴から得られたデータをマーケティング、商品、サービス全般の改善にも使用するとしている。
米国・市場に関する詳しい情報はこちらへ