華為技術(Huawei)は先日、アフリカ連合(AU)とAUの本部で覚書に署名、双方はブロードバンド、IoT、クラウドコンピューティング、5G、AI等分野の協力を強化、情報通信技術(ICT)分野におけるAUの発展を促すとしている。双方は協力、情報交流を一層密接にするとともに、アフリカの現地人材の掘り出しに取り組み、若い人にICTの知識とスキルを提供、現地の雇用機会を増やすとしている。 華為技術の北アフリカ地域の王棟副総裁は、「今回の協力は、華為技術に対するAUの持続的な信頼を表している。華為技術はAUに質の高いサービスを提供することに取り組み、アフリカのデジタル化の戦略的パートナーである」とした。 AU委員会のThomas Kwesi Quartey副主席は、「覚書の署名がICT分野における双方の協力関係を固め、アフリカ大陸はデジタル化、構造転換がもたらしたチャレンジにうまく対応できる」とした。アフリカは世界の重要な移動通信市場で、デロイトは、2020年、6億6,000万のアフリカ人がスマートフォンを使うと予測、GSMAは、2023年末までに、アフリカのスマートフォンの浸透率が50%に達すると見込んでいる。
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