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ICTワールドニュース

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2019.06.05

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  • 英国

【英国】EE、英国初の5Gサービスを5月30日から6都市で提供開始

移動体通信大手EEは5月22日、ボーダフォンに先駆け英国で初めてとなる5Gサービスを5月30日から国内6都市(ロンドン、カーディフ、エジンバラ、ベルファスト、バーミンガム、マンチェスター)で提供開始すると発表した。今後、10都市(ブリストル、コベントリー、レスター、ノッティンガム、シェフィールド、リバプール、ハル、リーズ、ニューカースル、グラスゴー)において毎月100以上の5G基地局の整備を進めるほか、2020年にはアバディーン、ケンブリッジ、ダービー、グロスター、ペーターバラ、プリモス、ポーツマス、サウサンプトン、ウスター、ウルヴァーハンプトンでも5Gを展開させる計画。位置情報ゲーム「Ingress」や「ポケモンGO」を手がけるナイアンティック(Niantic)とGoogleと提携し、刺激的でイノベイティブな5Gサービスを提供するという。なお、EEは2023年以降も視野に入れた5Gの展開計画を3フェーズに分けて発表した。主な発表内容は以下のとおり。

*5Gサービスの提供を5月30日から6都市で開始
*5G端末は全6種で予約受付を開始(サムスン、OnePlus、LG、Oppo)
*一般世帯向けWi-Fiサービス「5GEE WiFi」も併せて提供開始
*人口密度の高い都市部で顧客が実際に利用できる5G下り速度は100-150Mbpsと予測。(EEが2012年に開始した4Gは50Mbps。)
*5G展開の第1フェーズ:2019年から2021年の間は、4Gと組み合わせた5Gサービスを提供する。
*第2フェーズ:2022年からは5Gコアネットワークを導入する。ネットワーク技術の融合を進める重要な段階
*第3フェーズ:2023年からはURLLC、ネットワークスライシング、マルチギガバイト/秒の5Gを導入する予定。この段階に入ると、5Gを活用したリアルタイムの交通管理や自律走行車の運行が可能になる予定

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