内閣府は5月6日、政府が提供する数々の有料サービス料金の支払い方法にアップルペイとグーグルペイを試行的に追加したと発表した。政府は2016年にオンライン決済プラットフォーム「GOV.UK Pay」を開始し、以降290万件を超える、クレジットカードとデビットカードによる支払いを処理してきた。今後もオンライン決済サービスの利用が増加することが予想されることから、同サービスへのアクセスを高めるため、今回モバイル決済のアップルペイとグーグルペイを追加することになったとドウデン実行担当相は説明している。これにより、詐欺の減少とコスト削減が期待できるとしている。なお、アップルペイとグーグルペイは、まず4サービスから提供された後、その他の政府サービスでも利用できるようにし、今年後半には地方政府、警察、国民保健サービス組織でも提供される予定である。
英国・政策に関する詳しい情報はこちらへ