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ICTワールドニュース

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2019.05.13

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  • 中国

【中国】中国聯通、5G新戦略を発表、まず7都市で5G実験網を開通

中国聯通の王暁初董事長は4月23日、「2019上海5G革新発展サミット及び中国聯通グローバル産業チェーンパートナー大会」において、7都市(上海、北京、広州、南京、杭州、深セン、雄安)における5G実験網の正式な開通、中国聯通の5Gブランドを発表した。また、王董事長は、他の33都市のホットスポット地域等で5Gネットワークを開通、その目的が大きな試験プラットフォームを提供、5G商用化の事例を模索するものであるとした。 王董事長は、中国聯通は業界協力の方式で5G難題(eMBB、mMTC、URLLCの実現)を解決するため、開放及び共有の理念に従うと述べた。例えば、通信事業者同士、特に設備システムにおける通信事業者同士協力の可能性があるかどうかについて、中国聯通は、ネットワークシステムを共同で構築、通信事業者のコストが更に合理になり、最終の目的が消費者に提供する製品の価格が更に合理になるよう働きかけている。 

また、中国聯通の梁宝俊副総経理は、2020年末までに、5Gモデルプロジェクトを200作り上げ、5G連合開放実験室を50設立、5Gを活用する革新製品を100以上インキュベート、5G業界アプリケーションの標準を20以上策定すると紹介した。  加えて、中国聯通は、6つの能力(5G+AI、エッジコンピューティング、スライシング、IoT接続、クラウド・ネットワーク融合等)を全面的に開放、開放的ネットワークとアプリケーションの試験環境、業界アプリケーションの試験端末を1万以上提供、技術者を200名以上配備するとしている。

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