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ICTワールドニュース

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2019.03.14

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  • 中国

【中国】通信キャリアの5G導入取り組み-8K画像伝送実験や太陽光発電所でのドローン巡回検査-

中国聯通は、2月27日から運営開始した2019年の全国両会(全国人民代表大会及び中国人民政治協商会議)のニュースセンター(梅地亜センターにある)に5Gサービスを提供。同社は2019年に入り、第1段階の5Gネットワーク試験を実施、5G基地局が梅地亜センター、副都心、新空港、長安街沿線、金融街、2019年北京世界園芸博覧会等を優先的にカバー。
また、中国聯通上海支社は先日、上海ノキアベルと小米(Xiaomi)と連携、松江区の5G仮商用ネットワーク環境において、中国初の異なるメーカ間の3.5GHz周波数帯における5G通信を実施。上海ノキアベルがエンドツーエンドのネットワークソリューションを、小米が5G携帯電話のMIX 3プロトタイプを提供、5Gのインターネットアクセス、8K動画再生等の高速モバイルインターネットをデモした。
他方、中国移動江西支社は先日、発電及び電力投資事業者の国家電投江西支社等と江西省の太陽光発電所で全国初の5Gネットワークによるスマート発電所での様々な利用シーン(ドローン巡検、ロボット巡検、スマート防犯等)における業務検証を成功裡に終了。ドローン巡検、ロボット巡検では、発電所の動画をリアルタイムに数十kmを離れる南昌集中制御センターに伝送、データ伝送を有線から無線へ、設備の操縦を現場から遠隔への切替を実現した。スマート防犯では、高解像度の360度カメラを通じて、発電所のリアルタイム監視及び総合環境制御を実現。

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