英フィンテック系スタートアップ企業OakNorthは2月8日、ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)及びクラーモント・グループ(本社:シンガポール)から総額4億4,000万ドルに上る資金調達を行ったことを発表した(報道によれば、SVFから3億9,000万ドル、残りをクラーモントグループから調達。欧州では過去最大の規模)。OakNorthは貯蓄業務の他、中小企業をターゲットとしたレンディングサービスを提供しており、現在30億米ドルの貸付残高を抱え、ビッグデータ・機械学習を取り入れた同社のプラットフォーム(OakNorth Analytical Intelligence)を活用した自動レンディングシステムに関するライセンスを世界9か国の銀行に付与しているという。同社は昨年9月に100万米ドルの資金調達を行ったばかりであり、今回の資金調達により同社の企業価値は28億ドルになり、今回の資金を元に今後米国への事業展開を強化するとしている。
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