FCC(連邦通信委員会)の28GHz帯周波数オークションが1月後半に終了した。最終的に、2,965件の免許が総額7億257万2,410ドルで落札された。入札ラウンドは176回を数えたが、107件の免許には入札がなかった。FCCは、支払い期限を来週公示する予定だが、今回のオークションの落札者は、続いて開催される24GHz帯オークションが終了するまで公表されない。24GHz帯オークションの開始日は、近く発表される見込みである。連邦政府は一部閉鎖が続いているが、オークションについては、オークション収益から担当職員の給与を支払っているため、政府閉鎖が今後どうなるかに関わらず開催される。アジト・パイFCC委員長は、今回のオークションが成功裡に終わったことは、米国が5G分野で主導権を維持する上で大きな一歩になるとした上で、結果に満足していてはならないとも釘を刺している。FCCは、24GHz帯オークションの後、2019年内にさらに3回の周波数オークションを予定している。
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