中国ネット視聴番組サービス協会は1月4日、「ネットショート動画コンテンツ審査標準細則」、「ネットショート動画プラットフォーム管理規範」を発表した。細則では、①ショート動画のプラットフォームから送信される全てのショート動画のコンテンツ（タイトル、概要、弾幕（注：動画上のコメント）、コメント等を含む）について、審査後に掲載する制度の実施、②ネットで再生されるショート動画番組、そのタイトル、コメント、弾幕、絵文字等、その言語、実演、字幕、背景に含まれてはならない21類型のコンテンツ（中国の政治制度及び法律制度に対する攻撃、国家分裂、国家イメージ損害、革命の指導者損害、国家秘密漏えい等）などを規定している。
管理規範では、①プラットフォームに毎日掲載されるショート動画の本数の千分の1以上の割合で審査員を設置すること、②プラットフォームによる「法令違反アップロードアカウントリスト」の作成。同リスト上のアカウントに対する掲載禁止期間（1年、3年、永久）の設定、③プラットフォームの著作権保護責任について、許可のない映画、テレビドラマ、ネットドラマ等視聴作品のカット、改編の禁止。UGC（ユーザ生成コンテンツ）による時事・社会関連ニュースショート動画の転送の禁止。視聴ニュース番組の発信資格が確認されていないPGC（専門機関生成コンテンツ）がアップロードした時事・社会関連ニュースのショート動画の転送の禁止。国が未許可又は禁止した映画、テレビドラマ、ネットドラマのシーンの転送の禁止などを規定している。
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