BT傘下の英携帯大手EEは11月13日、2019年内に英国内の16都市において5Gサービスを段階的に商用開始すると発表した。5Gブロードバンド向けの家庭用ルータとともに、複数の端末メーカーとも協力して5G用のスマートフォンの提供も開始する。第一弾として、英国の4地域（イングランド・ウェールズ・スコットランド・北アイルランド）の首都であるロンドン・カーディフ・エディンバラ・ベルファストにバーミンガム・マンチェスターを加えた計6都市の特に人口密集地域において5Gサービスを開始する。第二弾として、グラスゴー、ニューカッスル、リバプール、リーズ、ハル、シェフィールド、ノッティンガム、レスター、コベントリー、ブリストルの10都市の人口密集地域において同サービスを開始する。
今後の5G普及戦略に関して、2019年内に5G向けにアップグレードする予定の1,500か所の基地局についてはデータ全体の25％に及ぶが、人口カバー率では15％に過ぎないとし、EEとしては多くの利用者に裨益する場所から優先的にアップグレードを実施していく予定であるとしている。
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