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ICTワールドニュース

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2018.09.26

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  • ドイツ

【ドイツ】BMW、2019年よりインテリジェント・パーソナル音声アシスタントを提供

 自動車メーカーのBMWは9月6日、2019年3月からインテリジェント・パーソナル音声アシスタントの提供を開始する計画を発表した。同機能は、2018年11月から予約注文可能な新しいBMW 3シリーズに搭載され、3年間利用することができる。2019年3月からは、BMWオペレーティング・システム7.0を搭載する新しいBMW X5、Z4、8シリーズのモデルも、遠隔ソフトウェアグレードによるインストールで対応する予定だという。提供予定国は、米国、ドイツ、英国、イタリア、フランス、スペイン、スイス、オーストラリア、ブラジル、日本、中国(2019年5月から)となっている。同音声アシスタントの主要な機能及び特徴は以下のとおり。
 
*ドライバーによる「ヘイ、BMW」の呼びかけで、名前をつけることができるインテリジェントなデジタル・キャラクターが応答する。ドライバーはスマートスピーカーやスマートフォン経由で、自宅でもその外からでも、各種機能や情報にアクセスが可能。Amazon Alexa等のデジタル音声操作との互換性も持つ予定だという。
*BMWのオープン・モビリティ・クラウドと人工知能(AI)を使用する。機能やスキルは、通常のアップデートの一環として、遠隔ソフトウェアグレードにより継続的に拡充される。ルーチン動作や習慣を学習し、学習結果を適切な文脈において適用可能で、シートヒーターやナビ等のドライバーの好みに対応する。運転に関係しない会話もできるほか、車の機能の説明や車の状態の確認や通知にも対応する。
*ドライバーのカレンダーと連絡先へのアクセスを許可すると、駐車場スペースの探察や渋滞情報の提供も実行する。Microsoft Office 365とSkypeの統合により、モバイルオフィス化や電話会議への参加、電子メール読み上げも実行可能で、ラジオでかかっている局も特定することができる。

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