中国電信は8月31日、第6回中国-ユーラシア博覧会において、中国・パキスタン光ケーブルにより、中パ経済回廊と世界のユーザ、パートナーにサービスを提供する「中パ経済回廊デジタル情報大通道（information channel）」の全線貫通を発表した。中国電信の張志勇副総経理は、同社は中パ光ケーブルの開通を契機に、通信の協力分野を拡大、パキスタンのパートナーと中パ情報回廊の一連のプロジェクトを共同で建設、両国間で緊密な経済協力の展開において情報通信の保障を提供するとともに、情報化により社会のデジタル化転換やデジタル経済の発展を支えると述べた。
中国電信国際有限公司の譚亦軍副総裁は、「本年7月13日、ウルムチとラワルピンディー間、全長2,950kmの中パ光ケーブルは全線貫通、テスト運用も良好であった。8月31日、正式商用化、中パ間と国際通信の遅延を大幅に短縮させた。これまで、北京とイスラマバード間の通信は海底光ケーブルを利用、遅延が180msであったが、この光ケーブルは遅延が81.8msに留まり、越境金融取引や遠隔医療等業界に重要な意義がある」と述べた。
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