通信キャリアのT-モバイルは、7月19日、インターネット・オブ・シングス(IoT)専用の同社NB-IoTネットワークの全国提供が開始されたことを発表。人口3億2,000万をカバーする210万平方マイルに及ぶネットワークを介して、同社のNB-IoTサービスを利用することが可能になった。T-モバイルは、1年ほど前より、NB-IoTネットワークの全国展開を示唆。昨年7月には、クアルコム、エリクソンとともに、LTEベースのNB-IoT技術を米大陸で初めて完了したことを明らかにしていた。その後、今年1月には、接続するデバイス1台当たりが年6ドル(約667円)で最大12MB使用できるサービス・プランも発表している。同社は今後、IoTデバイスを持つ顧客とソリューション・プロバイダの間を取り持つ「T-Mobile CONNECT」という新しいパートナー・プログラムを通じて、全国的にNB-IoTサービスを提供していく方針だという。
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