2018.07.20
【北米】米国・カナダ、緊急事態対応への人口知能(AI)活用を共同研究
米国とカナダは7月6日、緊急事態への対応に人工知能(AI)をいかに活用できるかを共同研究する新たなプロジェクトを開始した。同プロジェクトは米国国土安全保障省 (DHS) とカナダの国防省が主導するもので、米国・カナダの次世代ファーストレスポンダーが緊急事態発生時の連携や安全性を高め、周囲の状況を認識できるようにすることを目標としている。プロジェクトは今後2年間の実施を予定しており、共同で研究開発を進める他、実地テストやワークショップも共同開催する計画だ。2019年初めには、カナダのオンタリオ州でDHS科学技術局が開発したAI機能「Assistant for Understanding Data through Reasoning, Extraction and Synthesis (AUDREY)」を実地テストすることが予定されている。