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ICTワールドニュース

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2018.06.26

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  • 韓国

【韓国】5G周波数オークション結果、キャリア3社は納得の内容


 今年国内通信業界で大きな話題となっていた5G周波数オークションが開始から三日目の6月18日で決着がついた。既存キャリア3社による今回のオークションは、5Gで活用する2つの周波数帯(3.5GHzと28GHz)を同時に割り当てる世界初の事例として海外からの注目度も高かった。最低落札価格3兆2,760億ウォンから始まったオークションの合計落札価格は3兆6,183億ウォン(3,618億円)であった。落札結果は以下のとおり。
 
*3.5GHz帯
SKテレコム(100MHz幅、1兆2,185億ウォン)、KT(100MHz幅、9,680憶ウォン)、LG U+(80MHz幅、8,095億ウォン)

*28GHz帯
SKテレコム(800MHz幅、2,073億ウォン)、KT(800MHz幅、2,078憶ウォン)、LG U+(800MHz幅、2,072億ウォン)
  
 SKテレコムは帯域幅の拡張ができる位置にこだわり、3.5GHz帯では他社より高い値段で落札した。今回の結果について、キャリア3社はおおむね満足した状況。周波数は12月1日から利用可能となる。キャリア3社は早ければ8月までに機器事業者を選定し、10月ごろからネットワーク構築に着手する。周波数が確定したためネットワーク構築に向けたプロセスも早まる見通しである。一方、一般が体感できる5Gサービスの中身については各社ともまだ開発段階で具体的内容の発表には至っていない。国策として2019年3月の商用化スケジュールが定められているが、この時点でどのような形のサービスが開始されるのか内外からの関心が高まっている。

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