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ICTワールドニュース

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2018.05.09

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【中国】阿里巴巴、IoTを新たな主要事業分野に、今後5年で100億台の設備と接続

 阿里巴巴(アリババ)のクラウド事業である阿里雲の胡暁明総裁は3月28日、阿里巴巴はIoT分野に全面的に進出、IoTは、電子商取引、金融、物流、クラウドコンピューティングに続く、阿里巴巴集団の新たな主要事業分野であると述べた。
胡総裁によると、阿里雲は、今後5年で100億台の設備との接続を計画しており、IoTインフラの構築者となる。また、IoTがもたらす新たなチャレンジに対応するため、阿里雲は2018年、エッジコンピューティング分野に戦略的に進出する。
阿里雲のIoT分野における核心的な価値は、①開放的かつ簡便なIoT接続プラットフォームの提供、②強大なAI能力の提供、③クラウド・エッジ・端末を一体化したコラボラティブ・コンピューティングの実現にある。目下、阿里雲は2/3/4G、LoRa、NB-IoT、eMTC等の通信プロトコルの95%に対応、開発者はすぐに阿里雲のIoT管理プラットフォームに接続でき、IoT接続のハードルを引き下げている。
阿里雲は現在、中国最大、世界3位のクラウドコンピューティング事業者とされている。IDCの統計によると、中国市場における阿里雲のシェアが47.6%であるという。

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