2017.12.12
【中国】中国移動、2020年までにIoT接続数を17億5,000万超に
中国移動のIoT子会社の薛円製品総監は11月29日、2020年までにIoT接続数を17億5,000万超とし、デジタル化創造革新グローバルリーディングカンパニーになる、との中国移動の戦略目標を明らかにした。同目標達成のため、同社は、①助成金、②ワンストップのソリューションの2つの取組により、IoTの端末費用を引き下げたいとしている。専門助成金については、20億元(約339億円)の助成金を用意、そのうち、NB-IoT向けに10億元(約170億円。助成率は最高80%)を、4G対応のIoTモジュール向けに10億元(助成率は最高50%)を充てる。また、ワンストップのソリューションについては、自社のIoT開放プラットフォームである「OneNET」を通じ、APIを開放、産業界に統一的な研究開発、試験用プラットフォーム等を提供することにより、企業が直面するIoT市場ニーズの細分化、研究開発の長期化・高コストといった問題を解決する。
現在、同社のIoT接続数は2億を超え、2018年には3億2,000万に達する見込み。NB-IoTの料金プランとして20元と40元の料金プランを提供している。