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　スペインのエネルギー・観光・デジタル政策省（MINETAD）は12月1日、5G技術の促進と発展を目的とした一連の政策パッケージを発表した。同政策には5Gソリューションのパイロットプロジェクト実施に対する公的支援の要請や、国内初となる5G用3.6GHz帯（3600MHz-3800MHz）および1.5GHz帯（1452MHz-1492MHz）の周波数オークションを2018年初頭に実施することなどが盛り込まれている。これらの政策は、MINETADが同時に発表した、5G分野でスペインがリーダーとなるための国家計画「ナショナルプラン5G」に基づいており、スペインは5G導入により、2025年を待たずして146億ユーロ規模（約1兆9,510億円）の経済的影響を受けることが予測されている。5G国家計画は2016年の7月にMINETADが実施したパブリックコンサルテーションの結果を反映させた内容となっており、2017年末までに5G導入国家計画を策定するというEUの5G導入ロードマップに準拠し、その目標を達成したことになる。