2017.11.02
【韓国】SKテレコム、5G早期商用化に向けた青写真公開
移動通信最大手SKテレコムは、10月25日に米シアトルで開催されるNGMM(Next Generation Mobile Networks)フォーラムで、早期の5G商用サービス化に向けた青写真を公開。韓国では2019年の5G商用サービス化に向けて準備が進められている。NGMMは世界のキャリアが次世代ネットワークインフラ等の標準化を論議する国際団体。今回の公開内容は、①LTE-5G装置・周波数間連動技術、②複数メーカーの端末・通信装置間連動等を含む5G仮想化ネットワーク構成と実際の利用環境での試験結果。SKテレコムは9月末に世界に先駆けたLTE/5G連動ネットワーク試験を行っている。この時の利用周波数はLTEの2.6GHz帯と5G候補帯の3.5GHz/28GHz帯。
SKテレコムは、商用化段階では周波数の特性上、全国ネットワーク化にはかなりの時間がかかると見ている。そのため、LTE/5G連動ネットワークを5G商用化の最優先課題として研究してきた。