2017.10.03
【米国】マイクロソフト、AI機能をビジネス分野に応用する製品発表
マイクロソフトは9月25日、人工知能(AI)機能をビジネス分野に応用する新しいソフトウェア製品ラインからの最初の製品を発表した。同製品はカスタマーサービス向けのバーチュアル・アシスタント・ボットで、顧客が口頭で説明する問題について、ユーザー・マニュアルやヘルプ文書等から解決策を見つけて提示する。顧客は人間の対応をリクエストすることもでき、その場合はバーチュアル・アシスタントがカスタマーケア担当者の支援に用いられる。なお、顧客への対応結果はダッシュボードに記録され、マネージャが閲覧することができる。ボットの基盤になるのは、マイクロソフトのクラウドコンピューティング・プラットフォームで「Azure」である。同社は「Dynamics 365 AI solutions」という一連のカスタマイズ可能なプログラムで、基本的なAI機能をビジネス業務に応用していく計画だという。