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ICTワールドニュース

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2017.09.14

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【国際】フェイスブック、各国の政府人口統計データと人工衛星データで世界全人口の居住地マップ作成

 フェイスブックは、政府人口統計データを同社が人工衛星から集めたデータと組み合わせることで、世界の人口75億人がどこに住んでいるかを誤差15フィート以内で表示できるデータマップを作成した。この技術は、同社が独自に開発したもので、地球上全ての国のいかなる人口建造物も解像度5mの精度で表示できる。
 フェイスブックは、人工衛星や高高度を飛行するドローンからインターネット接続を提供することで、地上の通信回線網を補完することを構想しているが、同社が今回作成した地図は、インターネットに接続できない地域それぞれの人口密集度に応じて、最適なインターネット・サービスの形態を判断する上での材料となる。
 フェイスブック以外にも、人工衛星からのデータを活用しようという米国企業は多く、これは、イーロン・マスク氏のスペースXやAmazonジェフ・ビゾス氏のブルーオリジン、リチャード・ブランソン氏のバージン・ギャラクティック/バージン・オービットといった新興企業の取組みにより衛星の打ち上げ費用が大幅に低下していること、また、衛星が収集するデータが豊富になっていることが大きな理由となっている。