2017.08.02
【米国】Lyftも自動運転技術開発へ
配車アプリサービス大手の米Lyftは7月21日、独自に自動運転技術を開発していることを公表した。同社は、これに合わせてサンフランシスコのパロアルト市で自動運転車の研究所を新設。今後、技術者の採用を大々的に進めていく予定であるという。Lyftの自律性技術担当副社長であるリュック・ヴィンセント氏は、「自動運転車部門は同社のサイド・プロジェクトなどではない」と述べ、同社エンジニアの10%が自動運転技術の開発に専念していることを明かした。同社のライバルであるUberは、既にピッツバーグ、トロント、サンフランシスコに自動運転車の研究開発施設を持っているが、Lyftは、単独で技術開発を進めようとするUberと異なり、「Open Platform Initiative」という自動車メーカーやテクノロジー企業とともに技術開発を進める方針を打ち出している。同社は、既にウェイモ、ニュートノミー、ジャガー、ランドローバー、GMと提携を結んでいる。