2017.06.05
【中国】阿里巴巴(Alibaba)、香港版のアリペイサービスを開始
阿里巴巴(Alibaba)は、香港版支付宝(アリペイ)である「支付宝HK」アプリを発表、香港住民にキャッシュレスサービスを提供する。これまで香港住民は、アリペイを淘宝(タオバオ)でしか使えなかった。支付宝HKを通じて、香港住民が大陸の住民のように携帯電話で買い物の決済、クーポン取得、光熱水費の決済などができるようになる。香港版アリペイは、2,000あまりの店舗で使えるようになり、百貨、コンビニ、スーパーマーケット、ホテル、テーマパーク等での利用シーンがある。2017年末までに、中国大陸版アリペイを使える店舗で香港版アリペイも使えるようになる。基本機能の他、通話料金決済、振込、タクシー支払い、保険料金の決済等の機能が使用でき、大陸の住民のように香港の住民にキャッシュレス生活を体験させる。アリペイはこれまで、インド、タイ、韓国、フィリピンにおいてパートナーと協力して、地元向けの電子財布を開拓、海外でのユーザー数は2億に達する。