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ICTワールドニュース

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2017.04.24

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  • 米国

【米国】アップル、カリフォルニア州で自動走行車テストの認可取得

 「プロジェクト・タイタン」など、自動走行車の開発プロジェクトを進行しているとうわさされながら、これまで正式にはその存在を認めていなかったアップルだが、カリフォルニア州陸運局(DMV)に自動走行車のテストを申請・認可された者のリストに4月14日、同社の名前が追加された。このリストには、既にテスラ、グーグル、Uber、BMW、フォード、ホンダ、フォルクスワーゲンなどが名を連ねており、アップルは30社目になる。

 アップルがテストを許可されたのは3台で、いずれも2015年モデルの「レクサスRX540h」。テスト・ドライバーは6人が認められている。ただし、同社の自動走行車開発プロジェクトの内容は明らかではなく、同社がすぐにテストを開始するかどうかも不明。
 アップルは、2016年12月に国家道路交通安全局(NHTSA)に対し、運輸省の自動走行車両政策(Federal Automated Vehicles Policy)に関して業界におけるベストプラクティスの定義に協力する旨のレターを発出。その中で、アップルは機械学習や自動化の研究に多額の投資をしており、また、様々な衝突事故シミュレーションやサイバーセキュリティ、安全解析を支援していると述べていた。

 アップルはまた、企業が自動走行技術を向上させるために必要な、衝突事故やニアミスに関する匿名化されたデータの共有についても、プライバシーを保護するために投資を行う必要があると述べていた。