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　中国情報通信研究院は3月27日、「中国ビッグデータ発展調査報告」を発表した。2016年の中国ビッグデータ市場規模は、前年比45％増の168億元（約2,703億円）に達し、2017-2020年の年間成長率は、30％以上に達すると見込んでいる。35.1％の企業がビッグデータを利用しており、22.9％の企業が今後1年間にビッグデータを利用する計画がある。ビッグデータの用途として、意思決定のスマート化が55.8％、運営効率の向上が48.2％、リスク管理が25.7％である。64.9％の企業は、現地のビッグデータプラットフォームを利用しており、このうち、48.6％の企業は自社でビッグデータプラットフォームを作った。また、41.2％の企業は個人情報保護の強化を期待しており、35.1％の企業は政府の情報公開に関心を寄せている。

　なお、企業が最も必要なデータに関して、49.0％の企業は工商部門で登録した企業情報、33.9％の企業は社会保障データ、32.7％の企業は就業データ、29.4％の企業は行政管理データとしている。