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　阿里巴巴（Alibaba）は2月4日、オーストラリアのメルボルン市において、オーストラリア・ニュージーランド本部を設立した。同社の馬雲董事長は、今後、オーストラリアとニュージーランドの中小企業の農産物とサービス輸出を促進していく、同本部の設立は阿里巴巴のグローバル化戦略の最も重要な一環であると紹介した。また、馬董事長は2月3日、オーストラリアのマルコム・ターンブル首相と中豪の貿易協力における電子商取引の役割について意見交換した。阿里巴巴は近年、オーストラリアとの繋がりを深めている。同社は2016年末、オーストラリアで設置したIDCの運営を開始、これまでオーストラリア・ニュージーランドの1,000以上の店舗が支付宝（Alipay）をサポートしている。また、オーストラリア郵政と了解覚書を締結、東南アジア電子商取引サイトの「Lazada」を活用してオーストラリア電子商取引サイトを共同で構築することで合意した。阿里巴巴は2016年4月、Lazadaに出資して筆頭株主となった。