2017.02.03
【中国】阿里巴巴、IOCのTOPスポンサー契約締結
阿里巴巴(Alibaba)は1月19日、スイスのダボスにおいて、国際オリンピック委員会(IOC)と2028年までのTOP(The Olympic Partner)スポンサー契約を締結した。同社は2028年までの長期契約を結んだ初めての会社となり、オリンピックにおいてクラウドサービス及び電子商取引プラットフォームサービス等を提供する。TOPスポンサーは現在、阿里巴巴を含めて13社あり、各サービス分野で1社だけが選定されている。具体的には、米国のコカコーラや、VISA、GE、日本のトヨタ、パナソニック、韓国のサムスンなど。
阿里巴巴は、クラウド及びビッグデータのインフラとサービスを提供するとともに、オリンピックのためにグローバル電子商取引プラットフォームを構築するほか、デジタルメディアの技術を生かし、中国ユーザー向けのオリンピック・チャンネルを設立する。また、ビッグデータを利用して、オリンピックのブランドや知的財産権の保護支援にも取り組む。