2015.09.24
【ロシア】ロシア当局、グーグルを独禁法違反と判断
ロシアの反トラスト行政機関は、9月14日、グーグルが同国の独占禁止法に違反したとの判断を下した。同社がAndroidを支配する立場を濫用し、自社サービスをライバルよりも優遇したと結論づけた。グーグルと競合する同国のヤンデックスは今年始め、ロシア当局に苦情を申し立て。Android端末メーカーはグーグルと競合するサービスを端末にバンドルできないでいると主張していた。当局はこれを受け、調査を開始。今回、グーグルが地図サービスなど自社サービスをAndroidと不当にバンドルしているとした。当局は、今回の判断について10日以内に詳細を発表する予定で、グーグルはこれに対して不服を申し立てることが認められるが、決定が覆らなければ、Androidとバンドルするサービスについて方針の変更を強制される可能性もある。